終電が遅くなるお陰で昨日は久しぶりに遅くまで人と話すことができた。以前バルセロナに住んでいたときの住まいは、バルセロナの碁盤の目のようになっている地区のすぐ上辺り、グラシアという地区にあるのだが、そこにあるPianos PuigというFazioliのピアノ専門店でコンサートがあった。バルセロナとパリに住んでいる日本人ピアニスト2人によるコンサート。
リンク先の写真の通りとても雰囲気のよい会場で、あいにくの天候でしたがたくさんのお客さんが来ていましたし、終演後お客さんはどの人も満足そうにしていてとても暖かい雰囲気でした:)
演奏会後、グラシア地区にはたくさんBarがあるので、その中の一軒に入り久しぶりに日本語でおしゃべりしました。やっぱり母国語ですらすら話すのは気持ちがいいもので、なんだか長話になってしまいますね。音楽家が5人揃ってまあぺちゃくちゃお喋りしているうちに夜も更け、週末の終電延長のお世話になったというわけです。
ピアノの演奏に触れるのはいつもすごく勉強になります。管楽器や擦弦楽器のような音を保持できる楽器に対して、ピアノのような音を出した後その音に対して物理的に干渉できない楽器の演奏は常に新鮮かつ異質な刺激を与えてくれます。普段、家でもピアノの演奏はよく聴くのですが、久しぶりに直接しかもかなり近距離で演奏を聴く機会を与えてくれた演奏家のお二人に感謝いたします。
1 件のコメント:
ここ数年来でしょうか、よく聞きますよねFazioliのピアノ、どんな音の楽器なのかとても興味があります。
イタリアのメーカーで、手仕事でピアノを作っているとか。日本でも仙川のAホールがFazioliを売りにしてます。
その音を聴いた二人の友人に言わせると他のピアノとそんなに大きな違いがあるように感じられなかったそうなんです。人にもよるし、だから私も是非一度実際に聴いてごらんなさいよと薦められているのですが未だ実際に聴く機会に恵まれていません。
ついFazioliに反応してしまいました・・・。
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