2013/04/01

水タバコと初帰国の思い出

水タバコを初めて試したのは大学のときに科の人たちとトルコ料理を食べに行ったときだった。確か大学3年か4年だったと思う。そのときおいしいなと思って、4年の夏にCamino de Santiagoを歩いた後グラナダでも吸ってやはりおいしかったのでアルハンブラ宮殿に通じる商店街で中位の大きさのを1つ買って日本にもって帰った。今でもその水タバコは実家に置いてある。
水タバコ wiki

この水タバコを日本に持ち込むときに成田で一悶着あったのをよく覚えてる。そのときが初めての海外だったわけで帰国というのも初めての経験だった。税関のところで何か申請しなければいけないものはありませんか、といつものように聞かれるわけだが、逆に「何を申請しなければいけないんですか?」と素直に聞き返した。タバコとかですかね、と言われたので「タバコは無いですけど、水タバコはあります」と素直というか馬鹿正直というか、むしろ馬鹿というか言ってしまったのが運の尽。「水タバコ?何ですかそれは?ちょっと見せてください」と当たり前の展開。スーツケースからタバコというには仰々しい吸引具が出てきたものだから、税関員達の目の色が変わった。
水タバコをスーツケースから引っ張り出し、タバコの葉っぱも出し、一通りしげしげと眺めた後、税関員が放った一言が忘れられない。
「えっと、ここじゃ人目もあるから・・・ あっちの個室へ・・・」
えーっ!もちろん何にもやばいものは出てくるはずないのだけどさすがに動揺。
後はご想像の通りスーツケースの中身を全部精査され、スーツケース自体も調べられ、財布の中身も全部出して・・・となりました。とんだ初帰国の思い出です。

なんで急に思い出したかというと、昨日に引き続き今水タバコを吸っているのです。

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