2015/07/19

カタルーニャでのコンサート

郊外でのコンサートから写真を何枚か。

at Festival Castell Peralada (ペララーダ音楽フェスティバル)

Peraladaという街の城の中にある教会でのコンサート。床のモザイクもきれいでした。
Ramon Muntaner (https://es.wikipedia.org/wiki/Ram%C3%B3n_Muntaner) の生誕750年ということで、彼の生涯を音楽で追うというコンセプトのプログラムでした。

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at Monestir de Pedralbes (ペドラルベス修道院の回廊コンサート)

ペドラルベス修道院 (http://monestirpedralbes.bcn.cat/) の回廊にステージを作ってのコンサートでした。このところの熱波の影響で暑くて暑くて(笑 汗ぐっしょりになって演奏しました。
こちらは14世紀のイタリア音楽、特にフィレンツェに関係のあるものを中心にしたプログラム。プログラムに並んだ作曲家がAndrea da Firenze, Lorenzo da Firenze, ○×△ da Firenze, XYZ da Firenze,,, etc... と da Firenze だらけでした(笑

今週はピレネーでのコンサート。涼しいといいなぁ(笑


2015/07/07

コンサート終了

7月1日のコンサート argentum が無事終了しました。ご来場下さった皆様、ご興味を持っていただいた方々、ありがとうございました。


毎回チラシにはパッと見ではわからないような意味を隠しておいて、公演中にそれがはっきりと、又は漠然と把握できるように解説でお話をするのですが、今回は演奏会が「終わってから」チラシを持って帰ってらしたお客様がいらしたそうで、ちょっとした遊びを仕込んでおいた甲斐がありました:)



コンサートの次の次の日には成田からバルセロナに、ただいま絶賛時差ボケ中です。前回の帰国から特にバルセロナに帰ってくると時差ボケが激しく出るように・・・
去年まではそうでもなかったので辛さが分からなかったのですが、これはきついですねぇ。

さて、次回は何をテーマにしましょうか。思案の為所です:)

2015/07/01

コンサートのお知らせ: argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~

---------- コンサートは無事終了いたしました。ご来場下さったみなさま、ご興味を持っていただいた方々、ありがとうございました。----------

2015年7月1日に近江楽堂にて中世音楽のコンサートを行います。今回はアントネッロ・デ・カゼルタとフィリポクトゥス・デ・カゼルタを取り上げます。詳細は以下の通りです。


argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~
『Anthonello de Caserta と Philipoctus de Caserta 中世末期を代表する2 人の作曲家』

アントネッロ・デ・カゼルタ と フィリポクトゥス・デ・カゼルタ は14世紀末から15世紀初頭に掛けて活躍した作曲家だ。フィリポクトゥスは主に南フランス・アヴィニョンで、アントネッロは主にミラノを中心とする北イタリアで活動した。フランスとイタリアという分類の仕方は、現代の私たちにこの2人の作品がその音楽スタイルにおいて両極にあるもののように感じさせる。しかしこの2人の作曲家の作品は、もちろんそれぞれの個性を保ちつつ、共にアルス・スブティリオルと呼ばれるスタイルによって書かれ、そこには確かに共通する響きがある。本公演はイタリアやフランスといったときに今日の我々が想像する国境線による余りにも大枠的な、しかしよく信じられている分類が、実のところ簡単に乗り越えられてきた一例を示すだろう。

曲目
Anthonello de Caserta: Tres nouble dame souverayne
アントネッロ・デ・カゼルタ: いと高き貴婦人
Philipoctus de Caserta: Espoir, dont tu m'as fayt partir
フィリポクトゥス・デ・カゼルタ: "希望"、お前が私を旅立たせた
Anthonello de Caserta: Amour m'a le cuer mis en tel martire
アントネッロ・デ・カゼルタ: "愛" が私の心を苦悩させる

出演
     歌: 阿部早希子
クラヴィシンバルム: 吉見伊代   
オルガネット: 矢野薫 
リコーダー・音楽監督: 守谷敦     

日時: 2015年7月1日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場: 東京オペラシティ3F 近江楽堂
チケット:全自由席 前売 3,500円 当日 4,000円

チケット予約・取り扱い
AM音楽事務所: tel&fax. 04-2953-1459
東京古典楽器センター: tel. 03-3952-5515
e-mail:gandharva.am@gmail.com








2015/06/20

平行5度? NO PROBLEM!!!!!

中世の作曲技法に関して覚え書き程度に書いてみる。

14世紀~15世紀初頭の対位法でも基本的に平行5度・8度は禁止されている。基本的に、といったのは実際の楽曲にはこれらが散見されるからだ。逆に言うとその響きが楽曲においては響きのスパイスになっていたり、何かしらの意味合いを持っていたりする。
でも原則としてはやはり禁止ということになる。

禁止するというのは、どの時代の音楽理論でもそうだけど必ず抜け道が存在するということだ。
中世対位法の場合も楽曲の対位法的構造は平行5度だけどもそれが見えないようになっている、というのは非常に多いというかそれで成り立っているともいえなくもない。

2015/05/10

ゴシック建築平面図閲覧サイト

http://mappinggothic.org/

好きな人には中々堪らないサイトをtwitterで見かけたのでここでシェア。地図上から教会を選択してその平面図を閲覧できる。これから閲覧できる教会の数が増えていくことに期待。普段どこかのサイトのリンクのシェアはFacebookで済ませてしまうのだけど、これはこっちで:)

大学に通っていて中世音楽に興味が出始めた頃に買った『フランスのロマネスク教会』(ISBN-13: 978-4306044104) という本を思い出した。この本はシェアしたリンクが対象にしているゴシック教会ではなくロマネスク教会を取り扱っているのだけど、それぞれの教会の写真だけでなく説明と平面図が付いている。

買った当時まだヨーロッパにいったこともなかったので、平面図と写真から立体図を頭の中に作り上げる作業をしながら読み耽ったのを思い出します。
カタルーニャにはロマネスクの教会が沢山残っているのだけど、もっと見に行きたいなぁ。多くの壁画は丁寧に剥がされて教会をそのまま再現する形で大量にカタルーニャ美術館の中世コーナーに展示されているのだけどね。

美術館行きたくなってきた。久しぶりに行ってみるかな・・・


2015/04/25

びふぉーあふたー

すっかりバルセロナも暖かくなってきて、って書こうとしたら今日は何だか肌寒い。曇ってるしね。
まあ全体としては暖かくなってきているのは本当で、日向に出ると普段は熱いくらいです。敢えて間違った感じを使うのはスペインの日差しは暑いというより、熱いという感じなのです。日向と日陰で全然体感気温が変わります。

暖かくなって街路樹も随分こんもりしました。
                                                                                before                                                                   after
 →

夜と昼で分かりにくいって?? 気のせいです。

一昨日はSant Jordiのお祭りでした。男の人が女の人にバラを贈り、女の人は男の人に本を贈ります。以前にもこのお祭りについて書きましたが、「美しいが頭の空っぽな女、美しさなど求めないが頭のいい男」という旧態然とした男女観を絵に描いたようなコンセプトです(笑

でも街中にバラか本、又は両方を売ってる屋台が沢山並んで道行く人々がバラを持って歩いているのはとてもハッピーです:)


これはうちの近所でバルセロナの中心ではないので人が多くないですが、これがバルセロナの中心街になったりすると、身動きできない位の人出になります。屋台の数も半端ではなくずらっと並ぶ感じになるのですが、今年の私は近所をブラブラしておしまいです(笑

2015/04/16

『カルメン』ゲネプロ at リセウ劇場

先日の記事で紹介したフラッシュモブ(ココ)で宣伝していたリセウ劇場の『カルメン』のゲネプロ(本番直前の通し稽古)を見に行ってきました。まあお客さんも沢山入って実質本番と変わらないので試写会みたいなものです。


ランブラス通りはいつもどおり人で一杯です。先日カルメンが歌っていたバルコニーも明るい時間に見ると印象が違いますね。というか前回見に来たときは真っ赤にライトアップされていたので印象が違うのが当たり前というか(笑

今回は現代風の演出でした。まあ実際の公演開始前だから余り詳しいことは書かない方がいいのかしら。カルメンの奔放さとそれを取り巻く下卑た環境を全面に出しているので、とっても退廃的な雰囲気で結構エロいです。正直なところ現代風演出のオペラってちょっと苦手意識があって、今回も「んーちょっと」と思った部分もあるのだけど、結局すごく引き込まれました。

ようは登場人物にとてもよく血が通った演出だったのでした。だから終劇の瞬間は、激情の当然の帰結としてのカルメンの死が現実感を持って観客に叩きつけられるという印象。とてもよかったです。

公演HPはこちら: リセウ大劇場公演『カルメン』 (音出るから気をつけて)


ゲネプロなので関係者用のでかいデスクが設置されています。
ここには映ってないですがオーケストラもみんな私服です。

公演期間中にバルセロナを訪れる予定があるなら、足を運んでみる価値はあると思います:)