1つ前のエントリーにも書いたけれど、コンサートはたくさんのお客様に来ていただいて、無事盛況のうちに終えることができました。
しかし今回はいつも前半・後半それぞれ始まる前に行っている解説がうまくできなかったのが心残り。コンサートというかプログラムを組むときは明確なコンセプトを先に決めるという方法を取っている。今回もそうだったのだけど、世界史と美術史を音楽史にリンクさせて1写本の立ち居地を炙り出すという話を10分でしようとしたのがそもそも間違いだった(笑
結局、前半の解説を途中でギブアップして後半の前に続きを話します!っと逃げの一手を打つことに・・・すっかりあわてちゃいました(笑
普段、後半の前は使用している楽器の説明をしている。特に今回はこれまで使っていた楽器の他に、クラヴィシンバルムというヨーロッパでもまだ見かけることの少ない楽器を使用したので、その説明をもうちょっと突っ込んでしたかったのだけど残念でした。
いつも解説はその場その場で即興で話しているのだけど、今回のように話さねばならないそもそもの分量が多いときはある程度台本的に話す道筋を決めておかねばなりませんね。全く自分の未熟を痛感しました。
クラヴィシンバルムに関するネット公開されていて拾える資料がいくつかありますが、まだ日本語での資料は見つけられないですね。10年後には状況は変わっているのかしら。そうあるために、これからも活動を続けて行きたいですね:)
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